ショパン。太宰治。

ショパン
もの静かな情熱ほど、けして絶えないほんとうの強さだと思うわたしは、イリーナ・メジューエワショパンの響きがいちばん好きです。

ショパン ピアノソナタ第3番はほんとうにきれい。おんぷの星、星、星たち、からだこころいちめん、ふりそそぐ。
穏やかに簡素な旋律、ただ、美しい。

ショパンはバラードの生命力と愛の情熱ががずっと好きだけれど、ソナタ第3番は生きて耐えそれでも創りあげずにいられなかった人の悲しみが透明に痛く結晶していて、こころ凍りふるえ溶かされる。

太宰治
疲れていて読めなくて、ユーチューブで音楽、たまたま気まぐれに朗読を聞きました。
太宰治「黄金風景」読んだ短編。
聞いて、感動しました。
人の心、伝える努力、筆力。

誰がなんと言おうとどうこう言おうとわたしは太宰が彼の作品が好き。