高村光太郎詩集『智恵子抄』千鳥と遊ぶ

詩集『智恵子抄』の智恵子と光太郎の姿が、波に遊ぶ海の小鳥、チドリたちとともに、本当にここにいたんだと感じ思い浮かべてしまい、とても感動しました。

心を病んだとても悲しい智恵子と高村光太郎九十九里浜

高村光太郎詩集『智恵子抄』におさめられた詩、「風にのる智恵子」、「千鳥と遊ぶ智恵子」は、ずっと心に響き続けてある詩です。

わたしにとって詩は、ひとであることのかなしみの海の波、いのちの海の小鳥、空からこぼれ落ちた流れ星の涙の滴、貝殻となった星のかけら、でしかありませんから。